なまけものメガネの活動記録

暑さ寒さ早起きが嫌いな独身男の散歩と読書と思いつき記録

一等から四等

境界標を探して路面を見ながら歩いていると、境界標以外にも様々なものが道路に埋め込まれていることに気付く。

なかでも多く目につくのが基準点で、設置者や設置場所に応じていくつか等級があるようだ。

<公共基準点>

公共基準点

最初のうちは、こういうのもあるのか、と思って気にするほどでもなかったが、あまりに多く見かけるので、次第に気になってきて、刻まれている文字を手掛かりに調べた。

地球上のある一点の位置を指し示す為に、緯度と経度が使われるが、日本でその大元の基準となる点が、全国およそ45km間隔で設置されている一等三角点網である。

そして、一等三角点を補うように二等から四等までの三角点が整備されている。これを基準点とよび、国土地理院によって整備されている*1

その三角点網を利用して地方公共団体等が測量した結果が公共基準点と呼ばれ、これも距離や精度などに応じて一級から四級まで設置されている。これが、きっかけとなった公共基準点であった。

興味をひかれて三角点について少し調べると、イメージでは高い山の頂上に設置されているものと思っていたが、意外にも数百メートル級の山や、設置当時(明治時代)に見通しの良かった平地などにもあって、散歩気分で見に行くこともできるようである。

また、一等三角点が概ね45km間隔に設置されており、同様に、二等が約8km、三等が約4km、四等が約2kmと身近にかなりの数があるらしいことが分かった。

さて、ここからが重要なのだが、これらすべての基準点は、どこにどの種類のものが設置されているか基準点成果等閲覧サービスで公開されているのである。

2点間の距離が最も長い一等三角点でもおよそ45km。ということは、日本全国どこからでも、半径25km程度以内に一等三角点が存在しているということになる。

25kmなら電車を使えば一時間もかからないだろう。しかも、どこに何が設置されているかまで公開されている。

これはまた、交通費だけしか必要としない楽しい遊びを見つけたと思い、できるだけ少ない移動距離で一等から四等まで写真に撮れる経路を考え始めた。

基準点について少し調べるだけと思って始めたネットが、いつの間にか次のお出掛けの事前調査になってしまい、基準点成果等閲覧サービスをもとに行程表を作り始めるid:nmkmn-mgnであった。

*1:このほかに基準点には電子基準点、水準点等がある