なまけものメガネの活動記録

暑さ寒さ早起きが嫌いな独身男の散歩と読書と思いつき記録

2020年へ向けて

先日歩いた荒川河口付近で、偶然1級から3級の公共基準点を見つけたid:nmkmn-mgnは、復習というわけではないが、基準点成果閲覧サービスで公共基準点の設置状況を調べた。

公共基準点とは、国土地理院が実施した三角点などの基本測量の結果をもとに、国や公共団体が実施した結果を示すもののようだ(細かな定義は公共測量に必要な手続と様式集を参照して下さい)。

簡単に言えば、日本全域を一定範囲ごとに正確に測量した結果が基準点(1~4)で、さらに特定区画を細かく測量した結果が公共測量(1~4)といえそうだ。

荒川河口付近を皮切りに、範囲を移動したり基準点の種類を絞ったりして「基準点成果閲覧サービス」を見ていると、ある地域だけ、他とは異なる色で表示される基準点を見つけた。

早速、黄緑色で示されたその基準点の詳細を見てみると、新設の基準点(1級と3級)で、さらに見ていくと「計画機関名」が「東京都オリンピック・パラリンピック施設整備課」とある。

場所は有楽町線の辰巳駅そばにある辰巳の森海浜公園である。これはぜひ見に行かねばならない。

<辰巳駅周辺>

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変わった表示が他にもないか一応探してみると、同じ有楽町線沿線の江戸川橋駅の周辺にも他とは異なる色で示される点が多数あることを発見。こちらはただ単に新宿区が新設した基準点のようだが、ついでにチェックすることを決める。

池袋から有楽町線で30分ほど、辰巳駅に到着。

10分も歩くと目的の辰巳の森海浜公園の入口にたどり着き、すぐさま目を皿のようにして路面の基準点探索にかかる。

おおよその場所は地図に印をつけておいたので、比較的簡単に第一目標を見つける。一つ見つけたので肩の力も抜け、周囲の風景を眺める余裕も出てくる。

<1級公共基準点>

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と、道路越しに東京辰巳国際水泳場が見える。

国際水泳場と名の付くものがあるのに基準点を設置するということは、公園にいったい何を作るのだろうかと考えながら3級基準点の探索を始める。

<東京辰巳国際水泳場>

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広い公園ではあるが、道の曲がり角など分かりやすいところに基準点が設置されていたため、あっさりと3級基準点も見つけることができ、満足感に浸りつつ江戸川橋駅へ移動する。

<3級公共基準点>

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地下の江戸川橋駅から地上へ出て、少し歩いただけで目的の基準点が見つかる。

かなり多くの基準点が設置されていることは調べておいたので、人通りの少ないポイントに埋まっている場所へ移動して、撮影する。

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特に迷うこともなく、狙い通りの写真が取れたことに気を良くして帰り道を歩んでいると、視界の隅に気になるオブジェが入ったことに気付き、立ち止まってそれを確認する。

そのオブジェの説明表示を読むと、「経緯度標」なる、とても気になる単語を見つける。

説明書きを読み進めると、そのオブジェを設置している建物は測量年金会館で、会館建設の記念にこの経緯度標を作成したそうだ。

公共測量の成果を撮影してきたid:nmkmn-mgnは、この偶然に驚き、慌ててカメラを取り出した。

<測量年金会館の経緯度標>

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帰宅後、辰巳の森海浜公園には何を建設するのか調べてみたところ、東京辰巳国際水泳場では客席が少ないため、辰巳の森海浜公園内に「オリンピックアクアティクスセンター」を新設するそうだ(辰巳にツイン水泳場)。国立競技場の建て替えぐらいしか知らなかった不明を恥じる。

また、基準点を探しているときに、もう一か所、りんかい線有明テニスの森駅付近にもオリンピック・パラリンピック関連で基準点が設置されていたので、こちらは何を建設するのか競技会場マップ(部分拡大図)で調べてみると、こちらも「有明アリーナ」が建設予定とのこと。

2020年。近いようで遠い将来。その頃、いったい自分は何をやっているのだろうか思いをはせるid:nmkmn-mgnであった。