ようやくこの記事を投稿できる時が来た。
※ 以下の内容はあくまでもid:nmkmn-mgnの個人的体験です。
7月上旬に発覚した水虫との戦いが、表面上は終結したので、過程を記録しておきたい。
id:nmkmn-mgnは寒がりであるため、春先、具体的には5月頃まで風呂に入るとき以外は、眠るときも靴下をはいて生活していた。
今年の6月、ようやく靴下を脱いで眠るようになり、何気なく自分の足を見たところ、右足の中指と薬指の間の付け根の間に、あか切れのような傷があることを見つけた。
その時は特に気に留めることもなく、靴下を長期間履いていたため、むれてふやけた結果、皮膚が破けたのだろうとしか思わなかった。
しかし、一ヶ月にわたる様子見を過ぎても一向に治癒する気配もなく、何となく勢力が拡大しているように見えたので、7月上旬にネットで調べてみることにした。
患部の状態からいくつか思いついたキーワードをもとにネットをさまようことしばし、まさかと思いながら水虫セルフチェックを試した結果、残念なことに、足の指の間のそれは、どうやら趾間型*1の水虫と呼ばれているものらしいと判明した。
ほとんどかゆみを感じなかったので、最後の望みをかけて念の為、趾間型水虫の画像検索をしてみたところ、自分の足にあるそれと一致する画像が数多く表示され、観念して趾間型水虫であることを受け入れ、対応策を探すことにした。
当初は皮膚科に行こうとも思ったが、調査を続けていると、どうやら市販薬でも十分対応可能らしく、評判の良い「ラミシール」のクリームタイプを購入することにして、これを使い切っても回復しないようであれば医者へかかることにした。
「ラミシール」は、一日一回塗ればよいので、シャワーからあがって十分に乾かしたうえで患部とその周辺に塗り込んで、さらに入念に乾かすようにした。
8月上旬ころまでは、なんとなく良くなっているような、悪くなっているような、たまにひどくかゆみを感じることもあり、一進一退という状況が続いた。
そのうち、それほど水虫に侵食されていない周辺部が徐々に回復してきたが、中心部は依然として指の間を我が物顔で支配している状況であった。
毎晩、薬を塗るときに観察した結果、指の付け根を中心とする部分は、互いに常時接近していることで、勢力を保っているように感じられた。
そこで、この連携を断ち切るため、通気性を確保できそうなガーゼを、縦15cm、横4cm程度に切り、薬指に巻き付けるように結び、生活してみることにした。
ガーゼを巻き付けていても、それほど違和感なく靴下をはくこともできて、意外にも結びがほどけることなく一日過ごすごとができた。
これを毎日ガーゼを替えながら一週間ほど続けていると、一ヶ月近くにわたって薬を塗り続けた効果なのか、ガーゼ戦法の効果なのか分からないが、ようやく中心部にも皮膚の回復が見られはじめた。
と思いきや、できるだけ幅広く薬を塗っていたにもかかわらず、いつの間にか主戦場が薬指と中指の間から中指と人差し指の間に移っており、9月中旬頃からは戦いの第二章が始まった。
そこからが長かった。よくなったと思ってタオルでごしごし洗うと、薄皮が破れて再び患部が露出してかゆみが再発したり、長時間革靴を履いているとムズムズしたり、とにかく乾燥と清潔を心がけ、必要以上に靴下をはかないようにして過ごした。
冬に入って湿度・気温ともに下降したこともあるようだが、12月頃から徐々にその勢力を縮小し、ついに表面上は何事もなかったように見えるまでに回復した。
水虫についてのサイトを見ると、撃退したかに見える水虫は、まだ皮膚の下にもぐっている可能性もあり、完治したように見えてもしばらくは薬を塗り続けることが肝要であるとのことなので、しばらくは薬を塗り続ける予定である。
*1:しかんがた