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新宿歴史博物館へ行く

新宿歴史博物館へ行った。「歴史博物館」と銘打ってはいるが、基本的には多くの市区町村にある郷土資料館である。

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基本的に郷土資料館の展示は似ていることが多い。

最初に土器の破片や貝塚、遺構など発掘された実物と復元図や模型、発掘作業写真などが一緒に展示されている。

その後、ある程度資料が残っている江戸後期ぐらいまで時代が飛んで、浮世絵に描かれた当該地域や有名人などのゆかりのある展示が続き、戦前、戦中の生活の様子と戦後の復興と高度経済成長あたりまでで終わるパターンがほとんどである。

しかし、大まかな流れは同じでも、資料館が力を入れている時代や地域特有の展示物などがあり、多くの郷土資料館を見比べることによって見えてくること、思わぬ展示品に出会うことがあるので、一つの郷土資料館で十分ということはない。

さて、新宿歴史博物館は都営新宿線の曙橋駅から歩いて10分もかからない場所にある。

郷土資料館は観覧料無料の場所もあるが、新宿歴史博物館は一般一名300円である。個人的にはあまり高いのも困るが、無料よりも100円でも入場料を払う方が気が楽になる感じがする。

展示室は地下一階にあり、まずは常設展に入る。

時代区分ごとに写真撮影可能なコーナーが設けられていて、江戸時代では内藤新宿の模型と店蔵が復元されている。

内藤新宿の模型は結構大きくて、写真を撮っていると街道の賑わいを空撮しているような気分になる。

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店蔵は家具や道具類が置いてあるので、昔の生活をよりリアルに感じられる。

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江戸時代と同じくらい展示スペースをとっているのが昭和初期の新宿コーナーで、市電や文化住宅の復元をはじめ、娯楽や流行などが当時の金額とともに展示されていて、相対的な貨幣感覚を感じることができて面白かった。

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常設展を出るとホワイエには小田急の運転席と客席が設置されていて座ることができる。中庭には何本か桜が植えられているので、あと一か月くらいしたら花見に来る人もいるかもしれない。

常設展の隣の部屋では特別展も開催されており、「色ガラス芸術のパイオニア 岩田藤七、久利」と「マンガでみる抑留・引揚げ」を無料で観覧することができた。

郷土資料館は、その地域の移り変わりを広く展示しているので、ある時代やあるモノだけに着目すると物足りないかもしれないが、多くの展示品の中には専門の博物館にもないようなモノがあるかもしれない。

今後、初めて訪れる地域では、郷土資料館を優先的に見学しようと思うid:nmkmn-mgnだった。

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