なまけものメガネの活動記録

暑さ寒さ早起きが嫌いな独身男の散歩と読書と思いつき記録

オート三輪(ミゼット)を見に行く

練馬区立 石神井公園ふるさと文化館葛飾区郷土と天文の博物館へ行った。目的はタイトルの通りオート三輪である。

少し前に、ネットで見かけたオート三輪の姿かたちに興味を覚え、実物を見てみたいと思って展示されている博物館を検索したが、気軽に行ける範囲になかったので、「そのうち行くリスト」に加えただけで、当面実物を見る予定はなさそうだと諦めていた。

代わりに、気軽に行けて休日でもすいている博物館として、東京都区内の郷土資料館を探しているとき、「葛飾区郷土と天文の博物館」の昭和30年代の生活風景を再現しているコーナーの画像に、オート三輪が写っていることを見つけた。

まったく予期していなかった画像に驚き、もしかしたら他の郷土資料館も同じようにオート三輪を展示しているかもしれないと思い、各区の郷土資料館を検索して常設展の展示内容を確認した。

すると、「練馬区立 石神井公園ふるさと文化館」の常設展案内にもオート三輪が確認できた。どちらのオート三輪もダイハツのミゼットのようである。

気軽に行ける範囲にオート三輪が展示されていることが分かり、さっそく実物を見るべく電車に乗って、まずは西武池袋線の石神井公園駅から、ふるさと文化館を目指す。

館内はとてもきれいで入館料は無料、郷土資料館の定石通りに土器の出土品などから展示が始まる。心はオート三輪に向かうが、練馬大根に関する展示や昔の生活道具にも興味を覚え、はやる心を抑えつつ近代の展示に少しずつ近づく。

もしかしたら展示替えなどでオート三輪が存在しないのではないか、という不安を抱きながら恐らくオート三輪があるであろう区画に足を踏み入れる。

入って横を向くと、あっさりと目的のオート三輪が見つかる。柵で区切られることもなく、本当に間近で実物を見ることができる。嬉しくなって写真を撮り、運転席をのぞき込む。

ダイハツミゼットMP5型

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前輪はパンク?して空気が抜けていた

実物を間近で見ると、運転席の狭さに驚く。オート三輪が売られていた昭和30年代(1955~1964年)は、社会実情データ図録 日本人の平均身長・平均体重の推移によると、男性の平均が162cm前後で、現在から10cm程度低いことを考えると納得できる。

郷土資料館が、各年代の代表的なモノを広く扱っているおかげでオート三輪を見ることができたので満足し、「旧内田家住宅」に行きたい気もしたが、足早に次の目的地を目指す。

石神井公園から西武池袋線、池袋で山手線に乗り換えて日暮里で京成線に乗り継ぎ、お花茶屋駅から10分ほど歩いて「葛飾区郷土と天文の博物館」にたどり着く。

名称に「天文の」とつけられており、プラネタリウムが有名らしいが、常設展のみの入館料100円のチケットを購入して展示室へ向かう。

この博物館もとてもきれいで、さびれてカビ臭い、誰もいない、というマイナスイメージばかりの、郷土資料館という名前からid:nmkmn-mgnが連想するイメージが更新されそうである。

もうすでに練馬でオート三輪の実物を目にすることができたので、心の余裕を保ちつつ農具などの展示を見た後に、オート三輪が展示されいてるであろう区画に向かう。

やはり昭和30年代の生活風景を再現したコーナーにオート三輪があった。

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「乗らないでください」という注意を促す紙が貼ってある。確かにこれほど近くで見られて自由に触れられる状態であれば、思わず試しに乗ってみたくなってしまう気持ちもわかる気がする。

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今回はオート三輪を目的として郷土資料館的な博物館2か所を訪れたが、この他にも面白いのに見落としていたり、ウェブサイトには載っていないけれど、興味がある人にとっては思わず声が出てしまう何かを展示をしている資料館があるはずである。

色々と工夫して資料館を維持管理している人々に感謝しつつ、今後も郷土資料館に注目していきたいと改めて思うid:nmkmn-mgnだった。

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三角の境界標は初めて見た

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